倫理関連情報
IRB承認とIC
弊社が取り扱っている全ての検体は、日本および検体採取国の法令・規制・ガイドラインに準拠して採取されたものです。
特記が無い限りご提案する検体は倫理審査委員会(IRBもしくはEC)の審査及び承認を受けた上で、承認を受けたインフォームドコンセント(IC)を用いて各患者様より同意を取得し採取されたものをご提供いたします。
検体取得国の法令上および倫理上問題がない範囲で、ご要望に応じた形で採取を行うことが可能です。
同意書の内容の変更、IRBの再承認などについても対応が可能ですのでご要望がございましたらご相談ください。
弊社で取り扱っております検体は第3者への提供可能な状態でドナー様より同意が得られております。ご要望に応じて同意書のひな型及びIRB承認書の提供が可能です。
(一部連結不可能匿名化されている余剰検体も取り扱いがございます。これらの検体はIRBにより承認を受けたうえで頒布されております。)
取得プロセス
当社が提供する試料は、当社供給元が提携する施設にて取得されております。取得後標準プロトコルにのっとり処理、保存されております。ご要望をいただければお客様のご指定プロトコルでの調整、保存処理も可能です。
この処理は、施設内担当者または供給元から派遣された担当者が行います。試料取得は標準プロトコルに基づいて実施されますが、ご希望の場合はプロトコルの変更も可能です。
採取に使用する資材・保存・輸送用容器等をご指定いただくことも可能です。
検体に関する情報
取得された検体は、提供患者個人を特定できる情報および法令により保護される個人情報(PHI)に関して匿名化されておりますので、これらの情報に関してはご提供できません。
個人を特定できる情報およびPHI以外の情報の場合は、ご要望に応じて提供いたします。疾患に関連する情報として投薬情報や病歴、疾患の重症度を示すスコアなどが付属いたします。
試料は特記なき限りHCV、HBV、HIV-1/2陰性患者より取得されております。ご要望によりウイルス陰性証明をご提供することも可能です。また、検査項目の追加も可能です。
検体のご利用に際して
ご提供検体に関しましては、取得時に第3者への提供が可能な形でIRB承認およびインフォームドコンセントが取得されております。(一部連結不可能匿名化処理がされた余剰検体の取り扱いもございますが、これらについても第3者への提供がIRBにより承認されております)
ご提供の際に試料の供給・使用に関するご注意事項を記した書面をご確認・ご署名いただく場合がございます。また、試料のご使用後の滅失時お取扱いなどに関しましては、確認書類にご記入いただく場合もございます。ヒト由来の検体の取り扱いには十分ご注意ください。