Iris Biotech

Iris Biotechの歴史

1788年7月24日、ドイツ初の化学工場がCFM (Chemische Fabrik Marktrewitz)としてMarktrewitzに設立されました。約100年後の1890年、Tropitzsch 兄弟が同社を買収し、特に水銀デリバティブ分野の研究開発を強化しました。さらに100年以上が経過した現在、分析、バイオテクノロジー、材料、医薬品中間体に至るまで、幅広い分野のポートフォリオが構築されています。
Iris Biotech社は、ペプチド・ライフサイエンス市場での地位を強化するため、2001年に同社の子孫会社として設立されました。

Iris Biotech社はペプチド合成、PEG化等のDDS(Drug Delivery System)、ライフサイエンス研究、生体触媒などの試薬に特化しています。「グラム」単位からロットあたり「マルチトン」規模まで、以下の分野の製品を製造・供給するノウハウと生産能力を有しています。

Iris Biotechの製品とサービス

Iris Biotech社は、ペプチド合成用のモノマーからDDSにお使いいただけるポリマーまで様々な製品を取り揃えております。また、すべての化合物をGMPグレートにてご提供することが可能です。

アミノ酸および関連化合物

Iris社では様々なアミノ酸、アミノ酸誘導体、アミノ酸類縁体および関連化合物を取り揃えております。

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ペプチド合成のための製品

ジスルフィド結合は多くのタンパク質ペプチドの重要な構造要素です。Iris Biotech社では、1つまたは複数のジスルフィド結合を備えた環状ペプチドの合成を計画および実行するための最適なソリューションを提供しております。同時に、ペプチド合成のための最新の技術とその応用製品も取り扱っております。

・アミノ酸をはじめとするビルディングブロック
ジスルフィド結合含有ペプチド合成のための保護アミノ酸および試薬
保護アミノ酸および保護基を持つ化合物
・ペプチド・ペプチド模倣化合物
保護用試薬
各種リンカー
合成用レジン
ベンゾトリアゾール活性化カルボン酸

ペプトイド関連製品

ペプチドのアミド結合における窒素のアルキル化は、酵素による分解に対する不安定性および生物学的障壁を克服する能力を向上させます。加えて、N-アルキル基は剛直性を増大させ、コンフォメーション自由度を低減するため、受容体選択性を良好にするこが可能です。Iris Biotech社ではこのペプトイドを合成するためのモノマーの他、新たな可能性を提供するペプトイドとN-アルキル化ペプチドの合成プロトコール、キットを提供しております。
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クイックケミストリー

クリック反応は通常有機合成が行われる有機溶媒中ではなく、水中でも効率的に進行するため有機溶媒中では変性等の問題を生ずる生体物質が関係する反応に最適です。また反応性の高いペアとなる官能基間で選択的に反応するため、共存する生体分子があってもほとんど阻害されず、様々な生体分子の化学修飾に用いることができます。
反応に供されるアジドやアルキンは生体内には存在しない官能基であるため、予期しない副反応が起こりにくく、生体分子の合成や修飾に理想的な反応です。加えてアジドやアルキンはいずれも無極性で小さな分子であり、、観察系への干渉が小さいこと、求核性のアミノ酸残基や、酸性・塩基性いずれの条件に対しても比較的安定である点も有利です。
Iris Biotech社では、これまでの銅触媒を用いる「古典的な」手法に加え、触媒フリーの反応を行うための次世代型の化合物をご提供しております。
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薬剤デリバリー

Iris Biotech社では、これまでに用いられてきたPEGやそれらをベースとした多官能性デンドリマーのみならず、新しい選択肢としてのPAS(Proline Alanine Rich Sequence)、PGA(ポリグルタミン酸)、PSR(ポリサルコシン)をご提供しております。
低分子から生物学的製剤まで、最適なデリバリー技術をご提供いたします。
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PEG
ポリアミノ酸
デンドリマー(ペントリマー)
リンカー
架橋剤
・その他のDDS試薬

光反応性試薬

Iris Biotech社では、各種光反応性試薬やキットを取り扱っております。
・生細胞内ジアジリンアミノ酸による光架橋反応
Iris Biotechは、ジアジリン部分を持つ光架橋アミノ酸の包括的なセットを販売しております。
ジアジリンにUV光(約350 nm〜360 nm)を照射すると、反応性の高いカルベン種が生成され、隣接する分子のC-C、CH、O-HおよびX-H(X =ヘテロ原子)結合に挿入されて、共有結合を不可逆的に形成します。
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・光架橋試薬
ジアジリンベースおよびパーフルオロフェニルベースの架橋剤は、UV光の比較的短い照射で反応種(それぞれカルベンとニトレン)を生成します。
その結果、ジアジリンおよびパーフルオロフェニル架橋剤は、分子生物学および生化学で一般的に使用されます。
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・光アフィニティラベリング
Iris Biotech社の試薬およびパーフルオロアジドによる新規光アフィニティラベル法および架橋形成のご紹介です。
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・側鎖修飾およびバイオコンジュゲーションのためのフルフリルアラニン
2-フリルアラニンは、SPPSを介して、または酵素的アプローチを使用して、ペプチドに組み込むことができます。酸素と光増感剤の存在下でのUV照射は、フリルアラニンを特定の求核試薬と選択的に反応する中間体に変換します。この特性はペプチドおよびタンパク質の部位特異的標識に使用できます。異なるタグとレポーターグループでのラベリングは、ペプチドとタンパク質の機能を解明するための極めて重要な手法です。
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・ジスルフィド架橋形成のためのo-ニトロベラトリル保護システイン
2-ニトロベラトリル(oNv)は、SPPSプロトコルと互換性があり、周囲条件下でUV光(350 nm)を照射することにより切断できる、光に不安定な直交保護基です。
S-ピリジンスルフェニル活性化との組み合わせにより、その場での迅速なジスルフィド結合形成が可能になります。
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・トリメチルを介した光活性化自己切断リンカーおよび保護基
Iris Biotech社は、保護基、リンカー、またはアミノ酸誘導体(Spr =刺激応答性ペプチド結合切断残基)としての用途を見出す一連の自己犠牲化合物を提供しています。自己切断は、2-アルキル-3,5-ジメチルフェノール部分のヒドロキシル基のアンマスキングにつながるUV光(約350〜365 nm)の照射によって引き起こされます。光開裂性基はo-ニトロベンジルまたはo-ニトロベラトリルで、350 nm以上の波長で開裂できます。350 nmを超える波長は生体高分子にとって問題のない傾向があるため、この手法は細胞ベースのシステムにとって特に興味深いものです。
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・ペプチドアミドおよび酸の固相合成のための光開裂リンカー
ペプチドリンカーは通常、酸性条件下または2段階の手順で切断されます。 光開裂は、UV光を使用して中性条件下で進行し、バッチまたはフローケミストリーを使用して実行できます。
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・ネイティブケミカルライゲーション用の光開裂可能な補助試薬
ネイティブケミカルライゲーション(NCL)は、複雑なペプチドや小さなタンパク質を調製するための最も強力なツールの1つです。ただし、NCLの古典的なバリアントは、連結部位にN末端システインを必要とします。 Iris Biotech社は、グリシン残基の代わりに組み込むことができるNCL用の革新的な補助試薬を提供します。
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・光解離性保護基
光解離性保護基は、SPPSプロトコルで使用可能であり、光分解(350nm)により切断され得る新しい直交基です。
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各種化合物・試薬

Iris Biotech社では、様々な化合物や試薬、キットを取り扱っております。

酵素基質
・診断および生化学ツール
色素および蛍光標識用試薬
・免疫抑制剤のような生物学的及び薬理学的活性を有する天然物:アフラトキシン、シクロスポリン、ゲルダナマイシン、ラパマイシン等)
・ペプチド
ペプチド毒
炭水化物(アラビノース、ガラクトース、グルコース、キシロース等の誘導体)
ビタミン
・脂質
界面活性剤
ビオチン化試薬
カップリング試薬
チオール反応性化合物
Betulinとその誘導体
ビシクロ[1.1.1]ペンタン(BCP)とBCP構造を含む化合物:薬物動態改善の新たな選択肢
その他の化合物:阻害剤、誘導剤等

 

Maillard反応生成物

肉類をはじめとする食品にはアルギニンやリシン等のアミノ酸が豊富に含まれています。アルギニンやリシンの側鎖官能基はグルコースやラクトース等の還元糖と反応し、アマドリ反応生成物を形成します。この中間生成物は特に高温で分解し、多くの食品で独特のにおいを生じる多様なメイラード反応生成物(MRP)を生じます。
Iris Biotech社はこの分野での世界随一のサプライヤーとして、世界中のお客様に試薬をお届けしています。
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ジアミン/ポリアミン

Iris Biotech社では、ジアミンおよびポリアミンの様々な誘導体を提供しております。プトレシン、スペルミジンおよびスペルミンなど生体内において重要な役割を有する化合物も含まれます。
Iris Biotech社では、様々な特性を持つカスタムポリアミンの製造に利用可能な技術とノウハウを有しており、お客様に最適な化合物をご提供いたします。
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医薬品合成のための試薬

保護されたビルディングブロック、カップリング試薬、リンカーおよびレジンを揃えています。

・ビルディングブロック
・保護基を持つ化合物
保護用試薬
各種リンカ
合成用レジン
カップリング試薬

酵素

Iris Biotechは、現代的な生体触媒作用のために、独特で革新的な酵素、固定化酵素、および酵素担体を幅広く提供しています。 アミン、アミドおよびエステルのラセミ混合物の合成または光学的分解能は、広く使用されている用途です。 エステル化およびリパーゼやエステラーゼによるエステル交換反応は、食品産業からバイオディーゼル生産までの商業生産で用いられています。

 

受託サービス

エネルギー供給・管理の効率化や、各種機器の性能、セキュリティーならびに遠隔でのコミュニケーション、陸海空をつなぐ物流網それぞれにおいてサービスの質が向上してきたことによって、より広範な種類の化合物を、より拡張性の高いサービスとして、より合理的な価格でご提供することが可能になりました。
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受託製造

Iris Biotech社は、これらの分野で多くの受託製造プロジェクト(cGMPおよびISO9000)を実施しており、当社の強みは、1つまたは複数のキラル中心を有する特殊な誘導体の合成です。

また、g単位の少量からマルチトンスケールまで、様々なスケールでGMP製造を実施可能です。

Iris Biotechの使命

研究開発から生産に至るまで、お客様と一緒にお付き合いいただくことを目的としています。 私たちは、非常に競争力のある価格で、研究所の数量を研究部門に納入し、顧客の製品がパイロットスケールで、さらには大量のマルチトンの商業生産へと進化する間に、同じ品質と仕様で、ますます多くの数量を供給します。

Iris Biotech社のR&Dおよび生産体制

Iris Biotechは、専門知識を持った世界中のおよそ35の選ばれたメーカーや有力大学と協力しています。 同社のすべての製造パートナーは、詳細なサプライヤー認定プログラムを受けることが義務付けられています。

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